ジンバブエ市場でまた値上げ・・・外貨不足でなぜインフレが起こるのか?



どうも、いしかわです。(いしかわとは?


あ、写真はいしかわではありません。

Zimbabwe IndustriesのSifelani Jabangwe社長です。
後で出てきます。





突然ですが

インフレって知ってますか?






知っとるわ!!

と突っ込まれそうですが・・・






正直言って私はインフレについて漠然としか知りませんでした。




「なんか価格が上がるもの」くらいにしかわかってないので



外貨不足でのインフレとか言われても



なんで外貨不足だったらインフレになるのかわかっていませんでした。



なんかすいません。笑










去年の後半からジンバブエが再びインフレ気味になってきましたので


今日はジンバブエのインフレについて調べました!





インフレには大きく二種類に分けられます。


デマンドプル・インフレ


コストプッシュ・インフレです。



引き起こされた原因に応じて分かれます。








デマンドプル・インフレ


需要が供給を上回ることによって引き起こされるインフレ。


わかりやすく言うと


嵐のコンサートのチケットがオークションですごい高くなっているやつです。





ジンバブエは豊かな土地と確かな農業技術があったので少なくとも最低限の食料品は値上がりしないはずだったのですが


白人追放政策により農業技術が失われたため自給率が下がり、食料品もインフレになりました。





「失われた技術(=ロストテクノロジー)」ってなんかかっこいいですね!












コストプッシュ・インフレ



生産コストの上昇によって引き起こされるインフレ。


これもわかりやすく言うと


牛肉の価格上昇による吉野家の値上げみたいなもんです。



サービスを提供するためのコスト(人件費・移送費・材料費など)が高くなっているのでその負担が消費者に響いている状態です。











ジンバブエの場合は?


もちろん複合的ではありますが、

外貨不足によるインフレはコストプッシュ・インフレに該当します。






これはジンバブエのニュースサイトに1/13アップされた記事です。
http://www.zimbabwesituation.com/news/let-us-address-foreign-currency-shortages-first/


この記事の中ではZimbabwe IndustriesのプレジデントであるSifelani Jabangweさんへのインタビューが行われているのですが



多くの企業がジンバブエの銀行で外貨を準備できないため


闇レートでの調達を余儀なくされている


と述べています。





闇レートでの資金調達ではコストが嵩み、当然材料の調達費が大きくなります。



材料費があがれば当然商品の価格が上がるという仕組みだそうです。








まとめ



そもそも流通している法定通貨が9種類くらいあるジンバブエでどのように外貨取引が行われているのかちょっとよくわかりませんが、こんな感じらしいです。



来月ジンバブエで泊めてもらう人がZB BANKに勤務しているのでいろいろ聞いてこようと思います。








それでは!!

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