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【訃報】ムガベ前大統領、死去

どうも、いしかわです。( いしかわとは? ) 久しぶりの更新です。 ムガベ前大統領が亡くなられたそうです。 It is with the utmost sadness that I announce the passing on of Zimbabwe's founding father and former President, Cde Robert Mugabe (1/2) — President of Zimbabwe (@edmnangagwa) September 6, 2019 Cde Mugabe was an icon of liberation, a pan-Africanist who dedicated his life to the emancipation and empowerment of his people. His contribution to the history of our nation and continent will never be forgotten. May his soul rest in eternal peace (2/2) — President of Zimbabwe (@edmnangagwa) September 6, 2019 ↑現大統領の追悼ツイート イギリスからの独立の功労者であり、37年間トップに立った人です。 ハイパーインフレや白人差別でネガティブな印象の人も多かったと思いますが、ジンバブエではまぎれもない英雄です。 「世界最悪の独裁者」と呼ばれたジンバブエのムガベ前大統領が死去しました。95歳でした。 https://t.co/xrf70WsF61 pic.twitter.com/KAar9fFwBP — 産経ニュース (@Sankei_news) September 6, 2019 個人的には↑こんな感じに報道するのはどうかなと思います。 「世界最悪の独裁者が死去」って書いたら、なんだか良い事みたいなニュアンスになるじゃないですか。 なんだかさみしいです。 僕がジンバブエに行ったのはクーデター後だったので、ムガベさんはすでに大統領を退任していましたが、ムガベ派(≒妻のグレース派)の存在も

【ジンバブエ】性犯罪と児童ポルノ

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どうも、いしかわです。( いしかわとは? ) ジンバブエでこんなニュースがありました。 Paedophile teacher jailed for fondling pupil 「小児愛の教師、生徒を愛撫し投獄」 48歳の教師が生徒を倉庫に呼び出し、セクハラをしたって感じの記事です。 懲役は15ヶ月で、実際は7ヶ月の禁固+280時間の警察署でのボランティア(懲役8ヶ月分に相当)をするらしいです。 最近は日本でもツイッターなどで性的な表現が厳しいとか色々言われてますけど、もちろんジンバブエも普通に国連加盟国ですし、同じです。 刑の重さも同じくらい・・・かな。 ※日本でも懲役3年以内とか 国が変われば文化が変わり、文化が変われば生活が変わります。 ジンバブエでの「性」ってどんな扱いなんでしょうか。 僕がジンバブエのクラブ(屋外だけど)に言った時に、女の子と何人か話をしたんですが さすがアフリカ! 大胆!! って思うことはあまりなかったですね。 音楽に合わせて腰振ってるくらいかな。。。 でも男性 はやっぱりかなりグイッといくイメージでした 引っ掛けた女の子を車に乗せて次の店に行こうとしたのですが、席が全然足りなかったんです。 その時、一人がこう言いました 「俺の上に座りなよ」 日本ではこんなこと冗談でもない限り言いませんよね。 ※結局 「座位」 みたいな感じで座ってました。 ちなみにこの時、ジンバブエの女の子3人、ジンバブエの男の子3人、いしかわの合計7人で車に乗っていたのですが、僕は途中で家に帰ったのでその後どうなったかは知りません。 エイズ罹患率が異常に高いというデータもあるので、もしかしたらその後 シッポリしけこんだ のかもしれませんね。 僕は基本的に根暗なので、その日あった人とシッポリしけこむことはないのですが 僕が 強強な日本人 なら、ジンバブエでも何かあったのでしょうか。 答えは風の中です。 ではまた!!

【ジンバブエ】デモ封鎖のため通信規制

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どうも、いしかわです。( いしかわとは? ) 先日、燃料代値上げのデモの様子をお伝えしましたが・・・ ↓↓デモ関連の記事↓↓ 【ジンバブエ】燃料価格世界一へ【デモで死者】 【ジンバブエ】なぜ燃料費が上がったのか 実は デモの拡大を封じるために、ジンバブエ国内で大規模な通信規制が実施されました。 ※期間は一週間ほど、1/21には復旧済 復旧後の大統領の声明↓ I believe deeply in freedom of speech and expression, and these rights are enshrined in our constitution. You only need to look at a newspaper or read my social media comments to see the level of criticism I get, and I welcome this 1/3 — President of Zimbabwe (@edmnangagwa) 2019年1月26日 I am aware of the criticism of this decision, and we did not take it lightly. The measures were temporary, tactical and aimed at restoring the peace. This has been achieved, all restrictions have been removed and I look forward to continuing to freely engage on social media 3/3 — President of Zimbabwe (@edmnangagwa) 2019年1月26日 簡単にいうと 「制限かけたのは治安維持のためで、おさまったから制限解除します 批判は甘んじて受け入れます」 こんなことを言っています。 この通信制限によって、 Facebook、Twitter、WhatsApp などのアプリや 教師などの公務員への 給与支払い が滞りました。 そのため「バス代

【ジンバブエ】なぜ燃料費が上がったのか

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どうも、いしかわです。( いしかわとは? ) トップ画引用: https://www.bbc.com/news/world-africa-46878267 先日、ジンバブエ国内のガソリン、および軽油の価格が 世界一 になったと書きました。 【ジンバブエ】燃料価格世界一へ【デモで死者】 トップの画像でもわかるように2位の香港に、約1.5倍の差をつけています。 今日はその 世界一になった原因 を説明したいと思います。 きっかけは政府の発表 前回の記事でも書きましたが、きっかけは2019/1/12の大統領声明です。 「燃料の価格を2倍にする」とトップが言ったのですから、みんな買いに行きますよね。 しかし、元々ジンバブエは石油を輸入に頼っていますから、絶対数は足りないのです。 買えなかった人や価格アップに反対している人がデモを起こしたりしました。 余談ですが、ジンバブエに油田が見つかるかも知れないとニュースもありました。 現在は調査が進められているはずです。 【大ニュース】ジンバブエの外貨獲得に光明が!【油田】 何故値上げしたのか 重要なのはここですよね。 その説明をするためにはジンバブエに再度インフレの波が訪れていることを加味しなければなりません。 【ジンバブエ】またハイパーインフレ起こっちゃうかも【ボンドノート】 現在、ジンバブエでは法定通貨であるUSDに対して現地通貨ボンドノートの価格が急落しています。 本来は1ボンド=1USDですが 現在は2.5〜3ボンド=1USDとなっています。 しかし、インフレを止めたい政府としては別料金を認めるわけにはいきません。 国内のショップに対してボンド支払いとUSD支払いで料金差をつけさせないようにしていました。 そこで悪い人が思いついたのです。 USDをボンドに換金 ↓ ガソリンを買う ↓ 2.5~3倍の量手に入る ↓ 売り払う 一説によれば密輸などで外国へも流出していたようです。 タダでさえ輸入に頼って

【ジンバブエ】燃料価格世界一へ【デモで死者】

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どうも、いしかわです。( いしかわとは? ) デモが発生しています 先週の土曜日(2019/1/12)にムナンガグワ大統領が発表した燃料値上げに対して デモが発生しています。 https://www.zimbabwesituation.com/news/at-least-13-people-injured-during-zim-fuel-rise-protests/ 発生しているのは首都ハラレと第二の都市ブラワヨです。 どちらも訪れたことがありますが、ハラレは普通の都会、ブラワヨはちょっと規模の大きい田舎の繁華街って感じです。 ハラレ 高層ビルやファーストフード店も沢山あり、日本の都会を見ているようだった。 ブラワヨ 大規模な火力発電所があり、そこの労働者が多い。すごくいい雰囲気の街。 値段は・・・? 発表から1日で ガソリン: 1.24ドル→​​3.31ドル に ディーゼル: 1.36ドルから3.11ドル に上昇してるようです。 これは世界的に見ても最も高い価格らしいです。 ※2018年のデータでは香港が世界最高で2ドルくらい さすがハイパーインフレの国、 値上げ幅がえぐい です。 What is happening in Zimbabwe tells me that Revolutions don’t die & that the power belongs to the people. pic.twitter.com/B1IewbahX8 — KARMA ✳️ (@Fred_daktari) 2019年1月15日 デモの様子。 デモって日本ではどんどん太鼓鳴らしながら大声で叫んで歩いているだけって印象ですが、海外のデモは ちょっとヤバい ですね。 昨日の段階で最低でも13人が負傷し、5人の死亡が確認されているようです。 ジンバブエに行く予定がある人は、用心して下さいね!! では!!

【ジンバブエ】ムガベ前大統領「歩けない」

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どうも、いしかわです。( いしかわとは? ) ちょっと前のBBCのニュースです。 ムガベ前大統領が体調不良のため歩けない ようです。 ソース: https://www.bbc.com/news/world-africa-46329242?intlink_from_url=https://www.bbc.com/news/topics/crr7mlg0rpvt/zimbabwe&link_location=live-reporting-story ここ最近はシンガポールで治療していたようですが、やっぱり調子悪いみたいですね。 まぁもう2ヶ月の前も話ですが・・・ 2017年の11月、軍のクーデターで失脚したムガベ前大統領は そのまま表舞台から姿を消し、一時死亡説まで流れましたが、否定されています。 しかし、94歳という年齢は、日本でも長生きの部類に入ると思います。 一人間として調子が悪くならないことを祈ります。 少なくとも2018年の12月には生きている報告ありました。 そして、ムガベさん関連でもう一つ。 最近はYoutubeでもニュースを見てるんですが 妻のグレースさんに逮捕状が出た というニュースが流れてきました。 なんでも、 モデルの顔面を電気ケーブルで殴った とか。 浪費グセが激しく、暴力や浮気の噂がよく流れる人ですが、逮捕状が出るのはよっぽどですね。 ただ、確実に出たと言えるソースはなかったので、確定ではないです。 あまり景気のいいニュースがないジンバブエ、油田はどうなったんでしょうか? 関連記事↓ 【大ニュース】ジンバブエの外貨獲得に光明が!【油田】 また定期的にニュースを上げていきます。 では!!

【ジンバブエ】例えば人を殺したとして【政治】

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どうも、いしかわです。( いしかわとは? ) 突然ですが、殺人って知ってますか? 殺人っていうのは人を殺すことです。 当然殺されたくないですし、殺すのもいけないことだとされています。 もちろん、それはジンバブエでもです。 しかし、そのあたりの倫理観ってちょっと日本と違ってたりするのです。 今日はその辺をまとめました!! ・・・と、いきなり 「いかにもブロガー」 みたいな始まり方をしちゃったんですが こんなニュースがあったんです。 Zanu PF、テロリーダーの復帰を祝う https://www.newsday.co.zw/2018/12/zanu-pf-celebrates-terror-leader-return/ Zanu PFっていうのはジンバブエの与党です。今の日本でいう自民党みたいな! ちなみにムナンガグワ現大統領も、ムガベ前大統領もZanu PFです。 その与党のメンバーであり、2002年の選挙中に野党であるMDCのメンバーを殺害した Eddie Munjanja さんが、釈放され、豪華な歓迎パーティが開催されたようなんです。 これって 日本だと考えられないですよね! 現与党のメンバーとは言え、人を殺した人物に対して歓迎パーティは 日本ではきっと 「 不謹慎だー! 」と言われるでしょう。 そもそも日本とは 歴史も文化も人種も なにも違うのです。 こういうところでやはりアフリカだなぁと思います。 Eddie Munjanjaさんは、簡単に言うと 英雄視されている のです。 なんでこんな感じなのかというと こうした傾向は恐らくアフリカの多くの地域で見られるんですが、それはアフリカの多くが植民地だった過去から、独立を勝ち取った歴史を持っているからなんです。 余談ですが、ジンバブエはイギリスの植民地だったので、先日香港(元イギリス)に行ったときに、所々ジンバブエと似た街並みがありました。 近代アフリカの歴史は独立の歴史です。 ジンバブエも1980年にイギリスから独立を果たし南ローデシアからジンバブエという国になりました。 ※北ローデシアだった現ザンビアと合わせ