自国通貨がないジンバブエで、どうしてまたインフレが起こっているのか
どうも、いしかわです。(いしかわとは?)
↓前回の記事でもお伝えしましたが
【ジンバブエ】またハイパーインフレ起こっちゃうかも【ボンドノート】
ジンバブエの現地通貨であるボンド、およびEco Cashの価値がどんどん下がってきており、流通しているUSDに対して高レートで取引されています。
USDに対して250-300%で取引されていたとのことですが
BBCの報道によると
URL https://www.bbc.com/news/world-africa-45822166
ブラックマーケットでは現地通貨とUSDが400-500%くらいのレートで取引されているようです。
「現金もパンもKFC(ケンタッキーフライドチキン)もない」と報道されています。
これは2008年のハイパーインフレの前兆と似ているので、再度ハイパーインフレが起こるかもしれないと、不安になっています。
ただ、ここで一つ疑問が浮かぶかもしれません。
そもそも自国通貨がないのにどうやってインフレするん?
そうなんです。
2008年のハイパーインフレによってジンバブエドルは廃止しました。
実際に現地のモノやサービスの価格はUSD(アメリカドル)表記になっています。
↑現地のクソまずいビール
でも、肝心のUSDは国内に少ししか流通していません。
自国で発行できないから当然なのですが、更に悪いことに得意だった穀物などの輸出も白人迫害などによって技術を失い、外貨の獲得が困難になりました。
そこでジンバブエでは「国内版USD」を作りました。
それがボンドノートと呼ばれる紙幣、およびボンドコインです。
※まぁボンドコインはセントの代わりに使われる用途があったとかなかったとかですが、それはまた別のお話
そのボンドの価値が落ちていってるって感じです。
自国で流通している通貨同士でインフレが起こっているんです。
前回以上にややこしいです。
ちなみにボンドは自国通貨ではないので、海外との取引はもちろんできません。
※隣国のザンビア クワチャとの交換が行われていたとの情報はありますが非公式です。
なんかうまいこと絡んでやろうって思う方は多分すごく大変なのでやめておきましょう。
↓↓↓この辺参照ください
ジンバブエの経済が思ったより酷くて国外出金ができないっぽい!
あ、ちなみのこの記事で100記事目です。
最初の方のクソ記事も合わせてですが。
これからもコツコツと書いていきますので、アドセンス踏んでくださいね!照
では!!
コメント
コメントを投稿