【国外】ジンバブエで会社を興す要件について【起業】
どうも、いしかわです。(いしかわとは?)
先日金曜日の演説でジンバブエの大統領であるムナンガグワさんが
「私の政府は、金融セクターの安定と実行可能性を保証し、預金と預金者に公正な報酬をもたらすその他の適切な金融商品を通じて預金と貯蓄を促進する措置を講じる。預金者に費用が課される現在の銀行文化は終わらなければならない」
と言っていました。
参照:http://www.zimbabwesituation.com/news/govt-to-arrest-cash-shortages-president/
これはつまり・・・!!
ジンバブエの国内の現金が増える
↓
国外送金ができるようになる
↓
外国企業が入りやすくなる
↓
景気が良くなるのでは!?
すごい短絡的な考えですが、まぁ遠からずと言った所でしょう。
そこで今日はジンバブエ国内で会社を立ち上げるにはどうすればいいかを調べました。
ジンバブエにも会社設立のサポートをする会社があります。
今日はそこに問い合わせました。
(https://www.companyregistrations.co.zw/)
PBCとPLC?
ジンバブエの会社は2種類あってそれが
PBC(Private Business Corporation)
PLC(Private Limited Company)
です。
主な違いが表になっているので載せておきます。
Private Business Corporation | Private Limited Company |
主に中小企業向け | 主に大規模企業向け |
1人でもOK | 2人以上 |
永続的 | 永続的 |
最大20名の取締役 | 最高50人の取締役 |
株主はメンバーのみ | 外部の株主も可 |
定款は不要 | 定款が必要 |
年間帰国申請は不要 | 年間収益は必須 |
年次総会は不要 | 年次総会が必要 |
財務諸表は不要 | 財務諸表が必要 |
日本語下手なので簡単に言うと
PBCは中小規模で比較的簡単に維持できる
PLCは大規模で結構手間がかかる
こんな感じです。
ちなみに10:1でPLCが普及しているようです。
会社設立要件は?
ジンバブエの会社設立担当に問い合わせると下記4つを準備してくれと言われました。
»会社名の候補を4-6個くらい
»会社の中核事業
»会社の住所
»取締役の氏名、住所、身分証明書番号、および事業における持株比率。
1つずつ解説します。
»会社名の候補を4-6個くらい
これは単純に最初に提案した会社名登録が無理だった場合に次の候補が必要なためです。
正直2-3個でいいんじゃないかと思いますが。。。
»会社の中核事業
どんな事業をメインでやってる会社かを明確に伝える必要がありますが、
「日本で購入したものをジンバブエで販売したり、ジンバブエで購入したものをジンバブエで販売したりします」
とかでもOK出ましたのでそんなに厳しくはないです。
»会社の住所
そのまま住所です。
住居と兼用でもいいようです。
»取締役の氏名、住所、身分証明書番号、および事業における持株比率
本来PBCなら1人でも創れますが、日本人が作る場合にはジンバブエ人を1人以上入れる必要があります。
その人の名前や身分証明書、持株の比率を決定しなければなりません。
日本人はパスポートを身分証として利用することができます。
まとめ
日本に住む日本人がパッと起業できるか?
ぶっちゃけ難しいです。
住所必要なのがややこしいですね。
きちんと家を借りる為にはビザも必要ですので、なかなか直ぐにはできません。
豊田通商が出資してジンバブエ国内で自動車の販売をやっているので、そこで働くとかもいいかもしれません。
(https://www.toyota.co.zw/)
ちなみに会社設立のサポート料金は
PBC 70USD
PLC 250USD
です。
興味のある方はhttps://www.companyregistrations.co.zw/をご確認下さい。
また、在ジンバブエ日本大使館ではジンバブエ進出の相談にも乗ってくれるのでよかったら問い合わせてみてください。
担当: 綱掛太秀参事官・都築慶剛参事官
電話番号:+263-4-250025/6/7
FAX:+263-4-250111
E-mail:kigyoshien.zim@hz.mofa.go.jp
では!!
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