ジンバブエに行ってきました⑧【ブラワヨ到着編】
どうも、いしかわです。(いしかわとは?)
前回のマシンゴ編ではグレートな遺跡を見ることができたのですが
この日のミッションはまだ終わりではありません。
日程的に夜までに第二の都市ブラワヨに着いておきたかったのです。
つまり
・ハラレ→マシンゴ
・グレートジンバブエ
・マシンゴ→ブラワヨ
これを全部1日で遂行しなくてはなりません。
ハラレ→マシンゴブラワヨのルート↓
国内を縦横無尽に走ってるので心配になりモアブライアンに聞いてみると
「全然余裕だと思うよ」と言ってました。
まぁ結論から言うと
アフリカの「いけるやろ精神」甘く見てました。
今日はいかに無茶なルートだったのかを検証していきたいと思います。
ハラレ→マシンゴ
まずは前回の記事でも書いた
首都ハラレ→観光地マシンゴです。
経路検索をすると381kmあるようです。
これは関西空港から広島市内に匹敵します。
改めて考えると結構遠いですよね。
モアブライアンは「2時間くらいでつくよ」
と言っていたのですが、よくよく考えると着くわけない。
マシンゴ→ブラワヨ
マシンゴでグレートジンバブエを見て、次は
マシンゴ→ジンバブエ第二の都市ブラワヨです。
ご覧ください。
421kmもあります!
これは関西空港からさわやか長泉店に匹敵します!
モアブライアンはここも「2時間あれば着くと思う」
と言っていましたが、どう考えても着かん。
「特急はるか」と「新幹線」使っても着かん。
※4時間くらいかかります。
日本国内に置き換えると
広島市内を朝9時に出発し
関西国際空港に到着後3時間くらい観光
再び車で静岡のハンバーグレストランに向かう
こんな感じでした。
事前に調べてたら絶対いかんかったと思うので、電波がなくて本当によかったと思います。
ちなみにここまでは自分で車を運転すると仮定した話です。
実際は
どこにあるかもわからないバス乗り場を探し
いつ出発するかもわからないバスに乗り
本当にこっちで合ってんのか?と不安になりながら
進まないといけないワケです。
マシンゴ→ブラワヨ(実際)
では実際どんな感じだったのかというと。。。
ハラレ→マシンゴの計算から甘々だったので、グレートジンバブエからマシンゴに帰った時には既に16時を回っていました。
※予定では13時
とりあえずホテルに連絡し
・今日遅れること
・チェックインは何時になるかわからない
を伝えバスを探しました。
その辺の兄ちゃんに「ブラワヨに行きたい」と言うと
兄ちゃん:ブラワヨ行きのバスはもう終わっている。
いしかわ:え・・・
兄ちゃん:この時間から行くとしたらまずズビシャバネ行きの車に乗り、そこからは個人タクシーを拾うしかない。
もう一人の兄ちゃん:俺たちちょうど今からズビシャバネに行くんだ、さぁ乗って!
正直
本当はまだバスがあるのに自分たちの車に乗せたいからテキトー言ってるんじゃないか?
ていうかズビシャバネってどこだよ。
とか思いましたけど、もう疲れてたし疑っても仕方ないので乗りました。
ズビシャバネまでの道はもう真っ暗ってことしか覚えてません。
星がちょっと綺麗だったかもしれません。
そしてズビシャバネに着いた頃には20時を回ってました。
一日の疲労もあり「もうブラワヨに着かないんじゃないか」と不安になりました。
ちなみにここまでは4USDです。
ズビシャバネ→ブラワヨ
ここからは個人タクシーを探さないといけません。
ここが結構難関だと思ってたんですが、ここまで運転してくれた運転手が一緒に車を降りて探してくれたので3分くらいで見つかりました。
疑ってごめん。
ちなみにタクシーの料金は10USDでした。
この区間も2-3時間かかったのですが、暗かったこととオーディオがうるさかったことしか覚えてません。
ほんとフェスかな?って思う程大きかったんです。
ブラワヨ到着
これで一安心だと思ったのですが、そうはいきません。
宿の場所が分からなかったのです。
マップでは車を降りて宿まで300mくらいだったのですが
全然見つかりません。
真っ暗だし、道が広い割には人もいないし、電気がついた建物もちらほらだったので結構怖かったです。
多分最初にマリファナの販売所に連れていかれた時より怖かったです。
しかも、到着が遅れる連絡をした時に宿の担当が
「絶対にタクシーで来るんだぞ。
宿の名前を言えばわかるはずだから。
いいか、絶対にタクシーで来るんだぞ?」
とか言ってたのでもうビビりまくりでした。
だって一回の通話で2回も言うなんてよっぽどじゃないですか。
結局わからなかったので半泣きで電話したら迎えに来てくれて、安心と疲労でちょっと泣きました。
多分彷徨ってたのは10分くらいなんですが、体感時間は50分くらいでした。
部屋の写真
・個室
・水のみだがシャワーあり
・ベッド二つ(必要なかったけど)
と今までで最高の宿でした。
とにかく
なんとかブラワヨに着いたのですが、正直この区間が一番しんどかったです。
知らないアフリカ人に囲まれてる車内で寝る訳にもいかんし、そもそも本当に着くのかもわからんし、真っ暗だし。
でも、色んな人に助けられながらなんとかこの日も一日を終えることができました。
見知らぬ東洋人に親切にしてくれて本当感謝です。
こうして感謝が貯まっていくってことは
それだけ色んな人から善意を受けているということなので、こういうしんどい区間も悪くないんじゃないかと思いました。
もう二度とあんな不安な思いはしたくないですが・・・笑
次回はブラワヨ編!
ドタキャンされた日のこと書きます。
では!!
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